こんにちは。3人の子持ちアラフィフ主婦“まのかるママ”です。
育児で感じたアレコレを発信しています。
双子確定
双子の妊娠が判明したものの、バニシングツイン(双子の片方の赤ちゃんが育たず消えてしまうこと)の可能性を示唆され、経過観察。
「まだ消えないね」(ホッ)
数週間後。
「まだ消えない」 (・・・)
さらに数週間後。
「まだいるね」 (言い方!)
「う~ん、これ育ちそうだね」(やったー!!)
自宅から近い婦人科クリニックで診てもらっていたのですが、在住の地方都市では双子の出産ができる病院は限られているとのこと。
提示された3院の中から選んだ病院への紹介状を書いてもらいました。
ダブルのリスク
第一関門を乗り越えて、双子妊婦生活が始まりました。
2児とも無事成長してくれたことにひとまずホッとしましたが、無事出産するまで安心はできません。
なにせ「双子」「高齢」というダブルのリスクを抱えているのです。
「双子」
転院先の病院では多胎妊娠のリスクについて繰り返し説明されました。
多胎妊娠は何が起こるか分からない、ちょっとしたことが命取りになることがあるので、絶対甘くみないように、と。
厚生労働省の人口動態統計(2019年)によると、双子出産のうち約5%が片方もしくは両方亡くなっています。
出生数全体の死産率は約2.3%なので双子出産はリスクが高いことが分かります。
「高齢」
初産が33歳になる20日前だったので、その時点で高齢出産では?と思っていましたが、高齢出産の明確な定義は「初産婦35歳以上、経産婦40歳以上」と定められています。
32歳と11ヶ月で第一子を出産し、経産婦として39歳と4ヶ月で双子を出産した私は高齢出産の定義からギリ外れているわけです。
近年の厚生労働省の人口動態統計(2019年)で「母の年齢別に見た出生数」を見ると、30~34歳が最多で全体の約36%。
また35歳以上で出産する女性(経産婦含む)は29%に上り、3~4人に1人は高齢出産です。
2000年の調査では高齢出産は8~10人に1人の割合だったそうなので、高齢出産が激増していることが分かります。
【参照】
高齢出産は何歳から?リスクと気をつけるポイント!
NIPT Japan 株式会社
人口動態統計(2019年)
厚生労働省
出産年齢による障害児の確率
正確な高齢出産の定義には当てはまらずとも、40歳手前で双子を出産するリスクは、やはり高いと言わざるを得ません。
多胎出産のリスクについては病院で十分すぎるくらい教えてもらいましたが、高齢出産については詳しい説明はありませんでした。
ギリギリ39歳だったので気を遣われたのかもしれません(笑)
個人的には「双子」より「高齢」の方が引っかかっていたので、参考になるものを調べまくった記憶があります。
現在の最新情報も調べてみました。
卵子の分裂異常は母親の年齢が25歳では1,351人に1人の割合に対し、40歳では112人に1人と高い割合で起こるという調査結果があります。
29歳以下の出産で赤ちゃんが障害を持つ確率が約1/400以下なのに対し、39歳の出産では1/83。
29歳以下の出産によって生まれてくる赤ちゃんがダウン症になる確率は約1/1000以下、39歳では1/137になります。
49歳になると赤ちゃんがダウン症になる確率は1/11にもなるそうです。
【参照】
高齢出産は35歳から?40歳から?障害やダウン症リスクと対策の最新情報【医師監修】
年齢を考えると不安が大きく、出生前診断も考えました。
医師に相談したところ、確定的検査を行う場合はお腹に針を刺すため、少なからず流産の危険性がありおすすめできないとのこと。
エコーで見る限り心配いらないとなだめられました。
高齢出産について調べてみると、赤ちゃんが障害を持って生まれてくるリスクだけでなく、流産、早産、低出生体重児(未熟児)の確率が高くなること。
お産そのものも難産になる恐れが多く、母体に大きなダメージを与える可能性がある、などの情報もありました。
「双子」も「高齢」も不安になる要素だらけ。
妊娠中は、赤ちゃんが二人とも無事に生まれてくるように祈る毎日でした。