入院生活その1 マタ友との連帯感

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こんにちは。3人の子持ちアラフィフ主婦“まのかるママ”です。
育児で感じたアレコレを発信しています。

結局入院

入院勧告から数日後。

どうか状態が良くなっていますように…と祈りながら受診しましたが、願いもむなしく「即入院」の宣告。

長女の授業参観を明後日に控えた2月末日、入院となりました。

長女とこんなにも長く離れることになるのは初めてで、入院初日はなかなか寝付くことができませんでした。

後日パパから長女が夜に泣いていたことを聞き、胸が痛んだことを覚えています。

ちなみに授業参観はパパが仕事をやりくりして駆けつけてくれました。感謝。

 

入院生活スタート

生まれてこの方、長女の出産時の数日間以外入院経験がない私にとって、戸惑いながら始まった入院生活は慣れないことばかり。

毎日決まった時間に、朝昼晩の食事。

検温、問診、モニター(分娩監視装置)チェック、点滴交換などを行い、早寝早起きの規則正しい生活。

具合の悪いところはどこもないのに、切迫早産の恐れアリで基本的には絶対安静。

寝た切りの生活で、最初は病室から出ることすら禁止されていたのです。

私が入ったのは大部屋で、入院しているのは出産にリスクを抱える妊婦さんたち。

皆さん数ヶ月前から入院生活を送っていて、予定日が私より先の方も。

自分はまだ軽度なんだと、多胎に限らず妊娠で無事に出産することの大変さを思い知らされました。

 

分娩方法

入院した病院では、自然分娩か帝王切開か希望する分娩方法を選ぶことができました。

私の場合、双子の第一子が骨盤位(いわゆる逆子)だったので、帝王切開決定です。

もし予定日までに赤ちゃんが頭位になれば、自然分娩も可能ではあります。

長女は自然分娩でしたので、どちらにするか選べる状況だったら迷ってしまったかもしれません。

多胎の自然分娩に様々なリスクがあることは、実際に病院で見聞きしていたので、正直不安がありました。

どんな分娩方法でも100%安全というわけではありませんが。

選択の余地なく帝王切開だったのは、迷う必要がなくてよかったのだと思います。

【参照】
双子・三つ子の出産方法 帝王切開、経膣分娩、それぞれのメリット・デメリットって?【専門家監修】
Benesseたまひよ

 

同じ釜の飯を食う

通常の生活を送っていたら、全く接点のないはずの方々と寝食を共にする経験は、なかなかありません。

しかも全員が安静を言い渡されているわけで、24時間同じ部屋でベッドに横たわっているしかないのです。

体を動かすことは制限されているので、できるのは口を動かすことだけ。

コミュニケーションが密になるのは必然です。

「元気な赤ちゃんを無事出産する」という共通の目標を掲げ、数ヶ月間一緒に生活するのは、部活動の合宿さながら。

同志とも呼ぶべき女性たち皆で、ママとベビーの健康状態を共有しながら、日々一喜一憂して過ごしました。

他人同士が一緒に暮らして苦楽を共にすることを「同じ釜の飯を食う」と言いますが、まさにその言葉がぴったりの共同生活。

入院生活を通して知り合った方々と今でも交流が続いているのは、同じ苦難を乗り越えた仲間という連帯感があるからかもしれません。

とてもありがたいなぁと思います。

(お互いが妊娠中に仲良くなった友だちのことを「マタ友」「妊友」などと呼ぶらしいことを最近になって知りました)

入院当初はまさかここであんな大きな地震に遭遇するとは思ってもいませんでした。

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