こんにちは。3人の子持ちアラフィフ主婦“まのかるママ”です。
育児で感じたアレコレを発信しています。
転院初日
宣告翌日に救急車で運ばれ即転院。
2ヶ月近く過ごすうちに、すっかり馴染んだ病室に別れを告げ。
「元気な赤ちゃんを無事出産する」という目標を共有し、同志のごとく生活を共にしたプレママたちと離れ。
毎日おしゃべりに花を咲かせていたにぎやかな病室とは打って変わって、大部屋にひとりぼっち。
知らない場所にポツンと取り残されたようで、心細かったです。
そんな弱気がBABYたちに伝わったのか、到着してからおなかが張り気味で点滴の数値が爆上がり!
この時点で、点滴の副作用(筋肉が壊れると説明された)が出ているため、帝王切開を早める可能性アリと言われました。
入院してからずっと点滴生活だったので、副作用が出ていてもおかしくはありません。
おなかにセンサーをつけてBABYの心拍とママのおなかの張りを測る「分娩監視装置」をチェックしてもらい、様子を見ていましたが。
時間が経ってもおなかの張りは治まることなく、痛みもドンドン増してきます。
夜中には陣痛初期のような痛み(長女出産時に経験済み)に襲われ、朝まで耐えられるのだろうか?!と泣きたい気持ちに。
自分の体とは思えないほどパンパンに張ったおなかに限界を感じ「早く出したーい」と心の中で叫んでいました。
いざ出産!
苦しみながら迎えた朝、即日帝王切開決定。
本当は少しでも長くおなかの中にいた方が、赤ちゃんにとっては良いのでしょうけれど、これ以上耐えられず。
36週と1日での出産となりました。
ちなみに多胎妊娠の約半数は早産(妊娠22週0日から36週6日)になり、超早産(妊娠28週未満)も1割ほどあるそうです。
私の場合は37週0日が帝王切開の予定日でしたが、早めの手術となったので早産にカウントされます。
朝一番で帝王切開が決まり、午前11時から早速手術開始。
パパには前日に辛さを訴え、手術が早まるかもしれないことを伝えていたので、連絡を入れたら急いで来てくれました。
連絡を受けた実弟も駆けつけてくれて、2人に見送られドキドキしながら手術室へ。
手術はまさにテレビドラマでよく見る光景と一緒でした。
背中に麻酔を打ち、手術台に乗せられ、眼前にはライト。
部分麻酔なので意識はしっかりありましたが、下半身の感覚は全くなし。
切開しているという認識もないまま、あっという間にBABYたちが産声を上げました。
元気な泣き声を聞いた瞬間は、横になったまま目から涙がツーッと流れ。
不思議な体験でした。
長い間おなかにいた2人が無事に生まれてきてくれたことにホッとした気持ちと、やっと会えた嬉しさで、とてもとても幸せな気持ちになったことを鮮明に覚えています。
小さく生まれたBABYたちは保育器に入るため新生児室へ。
手術室の外で待っていたパパ&おじさんと対面を果たしたのでした。
余談 卵管結紮(らんかんけっさく)
BABYたちが新生児室へ運ばれていったあと、私は「卵管結紮(らんかんけっさく)」という卵管を塞ぐ避妊手術を行いました。
これ以上の子宝は、体力的にも(40歳目前!)経済的にも難しいと感じたので。
出産した病院では当時、卵管結紮(らんかんけっさく)術だけで手術をすることはなかったようです。
たまたま帝王切開での出産だったのでお願いできましたが、健康な状態で避妊のためだけに手術をするのは確かにためらわれます。
帝王切開手術の余談でした。
【参考】
避妊手術|避妊情報サイト|あなたが選ぶ避妊スタイル
オルガノン