こんにちは。3人の子持ちアラフィフ主婦“まのかるママ”です。
育児で感じたアレコレを発信しています。
双子の帝王切開手術が始まったのが午前11時。
11時19分に第一子(次女)、20分に第二子(長男)が産まれました。
出産したという自覚がないほどあっという間の出来事でした。
余談ですが。
双子の帝王切開から遡ること7年と数ヶ月。
長女を自然分娩で出産した時のお話です。
できる範囲で仕事を続けていた臨月のこと。
予定日2週間前の夕方、自宅で破水。
【参照】
【助産師監修】破水とは何? 破水の種類や見分け方、対処方法について
ベビーカレンダー
出産はまだ先のこととのんきに構えていたところでした。
初産だったこともあり、その現象が破水なのか判断できず「おしっこが止まらないようなのですが…」と病院に連絡。(今では笑い話です)
一応、用意していた入院セットを持って病院へ向かいました。
病院に着いて休んでいると、看護師さんが定期的に様子を見に来てくれました。
しばらく体調に変化がなかったので、このまま帰宅かなぁとぼんやり考えているうちに。
だんだんおなかが痛くなりはじめ、数時間すると耐えられないほどの激痛に!
数分間隔で襲ってくる痛みに七転八倒していると、看護師さんから「体をねじらないで!赤ちゃんの心音が弱くなってる!」と注意されました。
赤ちゃんが危険な状態になっていたらしく、にわかに周りが慌ただしくなりました。
すぐに赤ちゃんを取り出すため、緊急帝王切開決定。
手術の準備が進められる中、連絡を受けてちょうど仕事先から到着したパパが、求められるまま手術同意書にサイン。
手術室へ運ぶため、看護師さんが数人がかりで私をベッドからストレッチャーへ「せーの!」で移動させようとしたその時…
「ちょっと待って!頭見えてる!!」
一人が叫びました。
看護師さんたちは、私を持ち上げたまま声高に話しあい、駆け足で少し離れた分娩台へ直行。
そのまま出産へ突入しました。
この緊迫した状況下で何もできることがないパパは、私の横でオロオロしながら立っていました。
実はパパは長女の出産に立ち会うつもりはなかったのです。
私はどちらでもよいと思っていたので、特に立ち会いを希望することもなく。
なのでパパは立ち会い出産に必要だと言われた勉強会も受講していませんでした。
分娩室で何をどうしたらいいのか分からず、あたふたするのは当然です。
私は、今まで経験したことのない極度の痛みに意識がもうろうとしていたので、パパのことを考えている余裕はありませんでした。
後日パパの感想を聞くと「立ち会うことができて本当に良かった」と。
長女が生まれてくる瞬間を目の当たりにし、生命の尊さに感動したらしいです。
分娩台に乗せられてから長女が生まれるまでは10分程度!だったと思います。
慌ただしくバタバタしましたが、結果的に超スピーディな出産でした。
母子手帳に記入されている分娩所要時間は「3時間15分」
調べてみると、出産までにかかる時間は、経産婦で5~7時間程度、初産だと12~15時間ほどだそうです。
個人差があるのはもちろんですが、長女の分娩はびっくりするくらいの早業だったことが分かります。
まるまる2日間陣痛に苦しんだ友人は、二度と子どもは産まないと宣言し、有言実行しています。
出産の苦しみは赤ちゃんを見たら忘れると言われますが、彼女にとって忘れることができないほどの辛さだったようです。
それを考えると自分は申し訳ないほどの安産でした。(あんな痛さに48時間も耐えるなんて無理!!)
【参考】
分娩とは?かかる時間は?種類、段階についても
ムーニー ユニ・チャーム株式会社
自然分娩だったからか、産後の回復も順調で、出産を軽く見ていたところがありました。
今回双子の帝王切開後、その甘い考えは見事に打ち砕かれたのです。