双子妊娠その1 初めて知ったバニシングツイン

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こんにちは。3人の子持ちアラフィフ主婦“まのかるママ”です。
育児で感じたアレコレを発信しています。

双子の妊娠

三十路を過ぎてのデキ婚から6年。

家族計画について夫と特段話し合うこともないまま、穏やかとはいえない結婚生活が過ぎていき。

小学校に入学した長女は、このまま一人っ子で生きていくのだろうと漠然と思い始めていました。

もしかしたらという思いから保管しておいた、長女が使っていたベビーカーやチャイルドシート、ベビーバスなども思い切って処分。

というかよくまぁ、6年間もとっておきましたねという方が正しいと思いますが(笑)

そんな中迎えた長女1年生のゴールデンウィーク。

体調の異変を感じて、婦人科クリニックを受診したところ妊娠が判明しました。

 

バニシングツイン

思いがけないニュースに驚くやら嬉しいやら。

さらに医師から衝撃の発言!

「双子ですね」

エコー写真を見てみると楕円形の物体が2つ写っていました。

1つは大きくはっきりと。

もう1つは小さく薄い影。

いわゆる二卵性双生児です。

その時は医師から次のように説明されました。

双子を妊娠しても、初期の段階で片方の赤ちゃんがいなくなってしまうのはよくあることだよ。
このまま二人とも育つかどうかまだ分からないので、しばらく様子を見てみようね」

確かに2つのうち1つは、あるのかないのか分からないくらいの小さな小さな塊です。

エコー写真1

調べてみると双子妊娠で片方が亡くなる確率は10~15%、多くは妊娠初期に起こるそうです。

ママが妊娠に気づかないうちに1人になることもあるため、実際の確率はもっと高いと思われます。

原因は不明で予防法も分からないので、残念ながらママにできることはないのです。

ちなみに妊娠初期で双子の片方が亡くなっても、残された胎児にも母体にも影響はないとのこと。

双子の妊娠で一方の赤ちゃんが育つことなく子宮に吸収されてしまう現象を“バニシングツイン”と呼ぶことは、後になってから知りました。

 

高齢での妊娠は双子の確率が高い?

この年齢で(妊娠当時38)、しかも双子を妊娠するとは想像もしていませんでした。

バニシングツインの説明を受け、動揺も大きかったですが、赤ちゃんを授かった喜びの方が大きくとても幸せな気持ちになったことを覚えています。

しかしなぜ自分が双子を?

日本の年間出産件数約100万件のうち、双子の出産は約1万件。

約100人に1人が双子を出産していることになります。

そのうち自然妊娠は0.6%。

二卵性の確率となると0.2~0.3%ほど。

1000件の出産のうち2~3件なのだそうです。

興味深かったのは、高齢になると双子を妊娠しやすくなるという話。

女性は高齢になると子孫を残そうとするセンサーが過剰に反応するのだとか。

子どもを産めなくなる前にたくさん産んでおけ!と体に命令が下るのでしょうか。

当時そのようなことを医師から聞いたような記憶があるのですが…。

探していたら見つけました!

マイナビウーマン ヘルスケア 
【妊娠出産のウソ&ホント】高齢出産は双子ができる確率が高くなるってホント?
産婦人科専門医 尾西芳子先生の解答
「まず、そもそも高齢(35歳以上)になると、双子を妊娠しやすくなります。
なぜなら、加齢とともに、卵子の成長を助ける「卵胞刺激ホルモン(FSH)」が少し上昇するからです。
このホルモン値があがると1回の排卵数が増えるため、双子の中でも二卵性の双子を妊娠する確率が高くなります。」

ブラウン大学の研究結果
双子出生率を変動させる要因となっているのが出産年齢の上昇、つまり「晩婚化」
「出産年齢が高齢化するほど、2人以上の赤ちゃんを妊娠する可能性が高まる」
高齢出産者の傾向として卵胞刺激ホルモンの数値が高く、複数の受精卵が生じる可能性が高くなるというのが、その理由の1つとされています。

高齢になるほど自然妊娠の確率が低くなることは周知の事実。

しかし、高齢の自然妊娠の場合、双子を妊娠しやすくなるという根拠はあるようです。

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